みなさま、好久不见(ハオジュウブージエン)。じゃいたんです。
今回は語学学習から抜け出し「資格学習」についてご紹介します。
会社によっては資格取得一時金が出たり、ビジネスの基礎になる部分を学べるのでお勧めです。合格するまでに計3回受験しましたが無事受かりました。
失敗談含めて書いてありますので、最後までお付き合い頂けたら嬉しいです。
この記事の要点
まずは要点から。
- 合格するまで受験すること
- 適切な方法で努力をすること
- 傾向と対策を間違えないこと
ちなみに、私が受けたのは「ネット試験」でした。1年に数回しか行われない紙の試験とは異なり、パソコン上で回答でき即日で合否が分かるシステムです。
今回の記事も「ネット試験」での体験を元にしています。
「最短○○日で合格!」に思うこと
「簿記3級 独学」で検索すると「○○日で合格!」というキーワードが出てきますが、私はスローペースだったので、延べ1年ほどかかって合格しました。
人によって学習スピードの遅い早いがあるので、焦らず合格するまで挑戦することが大事だと思います。
簿記の初級レベルとはいえ難しい部分もあるため最短合格が出来なくても自分を嫌いにならないでください。
「合格するまで受験するのを辞めない!」スタンスであれば必ず合格します。
勉強するきっかけ
今回勉強するきっかけになったのは、Youtuberで有名な「両学長」の影響と「語学以外の資格取得」と「職場の先輩のアドバイス」でした。
Youtube動画の影響
私が見た感想では「自分でビジネスを始める視点」と「投資をする観点」の2つがメインで簿記を紹介されていた印象でした。
私はサラリーマンで副業禁止の会社に勤めていますが、それでも簿記の知識は仕事で生きているので取得するべきだと思っています。
引用元:【最高の基礎教材】本気でお金持ちになりたいなら簿記とFPを学ぶべき5つの理由【お金の勉強 初級編】(アニメ動画):第5回
今の職種は小売業であるため、店舗当たりの損益を見る際や棚卸の考え方が分かっていた方が仕事がしやすいと取得した後に気づきました。
簿記3級の受験を決めた際には全くと言っていいほど知識がありませんでした。
脱・語学系資格!
入社して2年目のある日、キャリアの棚卸を自分なりに進めていた際に「ビジネス系の資格を1つももっていない(焦)」ことに改めて気づきました。
大学時代には「語学こそすべて!」と思い、ビジネス系の資格を取ることを考えていなかったため、就職活動では非常に苦労しました。
語学はあくまで「道具」なので、核となるべきビジネス活動の知識を得ることで更なるキャリアアップができるのでは?と淡い期待を抱きつつ勉強を始めました。
職場の先輩のアドバイス~キャリアアップに会計の資格
職場の先輩に自己育成のために資格の勉強をしている方がいました。
当時の私は、会社全体として取得が推奨されていたITパスポートの勉強をしていましたが、その先輩は簿記の資格をステップアップに使い、ゆくゆくは経理部門への配属を希望していました。
簿記3級は簡単で1カ月ほどあればできると言われていましたが、約1年かけてようやく取得することができました。
サボっていたわけではなく、この期間の間にUniversity of the Peopleへ入学し、同時進行で勉強をしていたため時間が確保できず簿記3級を後回しにしてしまっていたためです。
入学した際のことを記事にしてありますので、もしチャレンジしてみたい方はこちらをご覧ください
勉強に使った教材・サイト
参考書
参考書として使用したのは「すっきり」シリーズでした。
解説が詳しくされており、キャラクターを使って分かりやすく解説されていたため選びました。
個人的には、自分がよいと思った参考書なら何を使っても問題はないと思います。
一番いけないのは何冊も買ってしまうことです。
1冊の本を2~3周して不明な点をつぶし込めれば十分戦えます。
簿記系Youtuber動画
簿記3級を勉強していると、参考書を見てもイマイチ理解ができないことが必ず発生します。
そんな時はYoutubeに頼ることをおすすめします。仕分けのやり方が動くようにわかるため、流れが分からない場合には非常におすすめです。
本だと動きが無いため流れが掴めなくて苦労する方も多いと思います。
私が視聴していたYoutuberの方は「たぬきち」さんと「ふくしままさゆき」さんでした。お二人ともに解説が分かりやすく、初学者の私でも分かりやすかったです。
動画を見てから参考書を見るのも良し、参考書を見てから動画で理解を深めるのも良しです。
アプリ
参考書、動画学習と一緒におススメしたいのが「アプリ学習」です。
私は「パブロフ簿記3級」というアプリを使いました。
参考書で基本をインプットをしつつ、勉強した項目の仕分け練習を通勤や休憩時間にひたすら練習をしていました。
価格も700円弱と手ごろで基本を養えるので非常におすすめです。
問題集
参考書についている問題集を3周とアプリで仕分け練習が出来たら、いよいよ問題集に取り掛かりましょう。
私が使ったのは参考書と同じシリーズの「すっきり」シリーズでした。
解説も丁寧で個人的にはわかりやすい問題集でした。
問題集に取り組む際の注意点~できなくても落ち込まないで!~
参考書とアプリで仕分け練習ができているから、問題集も簡単に高い点数が取れると思っていた私ですが心を折られました.......
最初は点数が半分も取れず心が折れましたが、問題集を何度も繰り返し解くうちに自然と点数を取れるようになってきました。
3周する頃には回答を覚えてしまうほどでしたが、やりこむ程本番に強くなりますのでお勧めします。
回答練習ソフト(必要な方のみ)
私が参考書を購入した当初、ネット試験がはじまってすぐだったため練習用のソフトがついていないものを購入していました。
今の参考書には、ネット試験の解答練習がついているものもありますので必ずしも必要ではありません。
私が購入したのは3級の模擬試験プログラムでした。
当時購入した問題集はネット試験に対応しておらず、紙面での試験向けに作られていました。そのため、いくら問題を解いても本番の環境とは異なるだけでなく、出題傾向も異なったため、3回受験する羽目になってしまいました。
2回の失敗と3回目の合格
1回目の失敗
1回目の敗因としては「決算書の作成」が大きなミスでした。
ネット試験の最後の問題で必ず出される決算書作成の作成がうまくできず、ほぼ空欄のまま提出してしまいました。
第1問の仕分けはほぼ満点に近い点数でしたが、見事に不合格でした。
2回目の失敗
2回目は半分やけくそなところがあり、前回よりも点数を下回ってしまいました。
この時も決算書作成のところでつまずいてしまい低い点数になってしまいました。
決算書作成は1項目でミスをすると最終的に全体のミスにつながってしまうため1つもミスが出ないように作成しないといけませんでした。
3回目の合格
ようやく3回目です。前回受験した際から2カ月ほど経過してしまいました。
この2カ月間の間に取り組んだことは「大原の模擬試験プログラム」と「決算書作成」の2つでした。
2回目の受験の際にもひっかかった決算書作成の際にミスを極力減らし、本番と同じ環境の練習を挟むことで、ようやく合格することができました。
紙タイプの問題を解くことも大事ですが、本番の傾向を無視した上で過去問を解いても努力の方向を間違えているため合格にはつながりませんでした。
まとめ
今回は簿記3級の試験に合格した話でした。
ネット試験はほぼ毎日開催されているため、受験したい方は1度受けてみることをおすすめします。
現在購入可能な簿記3級の参考書にはネット試験の模試プログラムが入っていることが多いため、私のように努力の方向を間違えて2回も不合格になる人は少ないと思います。
もし不合格になったとしても、怒られるわけではないので合格するまで何度もチャレンジすることをおすすめします。
以上、簿記3級に独学で合格した話でした!
今後は簿記2級独学に挑戦しますので、応援よろしくお願いします!